ラテンとスタンダード、どう違う?目的別ドレスの選び方
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社交ダンスは、「ラテン」と「スタンダード」の2種類に大別されますが、初心者の方は両者にどのような違いがあるのか、分からないことも多いのではないでしょうか。
今回は、社交ダンスの「ラテン」と「スタンダード」の違い、ラテンドレスとスタンダードドレスの特徴について解説します。
さらに、種目別でラテンドレスとスタンダードドレスの選び方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
社交ダンスのラテンとは

社交ダンスの「ラテン」とは下記5つの種目の総称であり、正式名称は「ラテンアメリカン」です。
- ルンバ
- チャチャチャ
- サンバ
- パソドブレ
- ジャイブ
キューバやスペインなどラテンアメリカの国をルーツとしている種目が多く、情熱的でセクシーな印象のダンスが魅力です。
また、片手のみを繋いだり、手を繋がず踊ったりなど、組み方が自由なこともラテンの特徴といえます。
社交ダンスのスタンダードとは

社交ダンスの「スタンダード」とは下記5つの種目の総称であり、「ボールルーム」と呼ばれることもあります。
- ワルツ
- タンゴ
- スローフォックストロット
- クイックステップ
- ヴェニーズワルツ
宮廷での舞踏会などをルーツとする種目が多く、ラテンと比べて優雅な印象のダンスが特徴です。
基本的に、両腕を組み続けたまま踊り続けるダンスで、日本の教室ではラテンよりも人気を集めています。
ラテンドレスとスタンダードドレスの特徴

こちらからは、ラテンドレスとスタンダードドレスの特徴についてご紹介します。
ラテンドレスの特徴
ラテンドレスは、「露出度が高い」という特徴があります。
女性のドレスはスカート丈が短く脚が大きく露出したもの、男性はラテンシャツなどのワイルドでセクシーなものが一般的です。
そんなラテンドレスを選ぶときは、以下2つのポイントを押さえておきましょう。
- 身体を自由に動かせるものを選ぶ
- 情熱的な雰囲気のものを選ぶ
激しいダンスの中で、アクティブな動きを美しく魅せられるような1着を探してみてください。
スタンダードドレスの特徴
スタンダードドレスは、「優雅で上品」なところが特徴といえます。
女性はドレープやフロートの付いたロング丈のもの、男性は後ろ裾が燕の尾のように長く割れている燕尾服(えんびふく)を着用することが多いです。
スタンダードドレスを選ぶときは、エレガントな雰囲気を意識してみることがポイントといえます。
【種目別】ラテンドレスの選び方

こちらからは、ラテンの下記種目別にドレスの選び方をご紹介します。
- ルンバ
- チャチャチャ
- サンバ
- パソドブレ
- ジャイブ
それぞれの種目の特徴を掴んで、ぴったりのドレスを選んでみましょう。
ルンバ
ルンバとは、ゆっくりとした4拍子の音楽に合わせて踊るダンスです。
「男女の絡みや葛藤を表現したダンス」といわれているため、しっとりとした想いを表現するために柔らかい素材で仕立てた長めのスカートがおすすめです。
スリットが入っていたり、左右が非対称であったりするスカートであれば、長い丈であっても重い印象を与えず、しなやかな表現ができます。
チャチャチャ
チャチャチャとは、4拍子のアップテンポな音楽に合わせて踊るダンスです。
陽気で明るいイメージのある踊りだからこそ、フリンジなど動きを大きく表現できるデザインのドレスを選んでみてください。
ただ、全身フリンジのドレスは重量感があり踊りづらいので避けたほうが良いでしょう。
サンバ
サンバとは、8拍子のリズミカルな音楽に合わせて踊るダンスです。
腰を大きくスイングするなどエネルギッシュな動きが特徴なので、ダンスを軽快に見せるために短めのドレス丈が一押しです。
また、躍動感のあるイメージの種目のため、発色の良い色鮮やかなドレスや、様々な色が混ざった目を引くドレスも人気を集めています。
パソドブレ
パソドブレとは、スペインの国技である闘牛をイメージしたダンスです。
パソドブレには専用の衣装があり、スカート丈が他のラテンドレスよりも長く、大きな円を描く円形スカートが特徴です。
闘牛のイメージから赤のドレスを選ばれる方が多いですが、「ワンパターンで飽きてしまう」と感じる方はパープルやゴールドなど、キレのある振付に合う濃いめの色合いがおすすめです。
ジャイブ
ジャイブとは、アメリカで発祥したとされる、ラテン種目で最も軽快で活発なダンスです。
スピードが速く、常に飛び跳ねているようなダンスだからこそ、フレアスカートで軽やかな雰囲気を演出してみてはいかがでしょうか。
また、スカートにホースヘアーをつけたものであれば、ジャイブの激しいダンスを華麗に表現できるでしょう。
【種目別】スタンダードドレスの選び方

こちらからは、スタンダードの下記種目別にドレスの選び方をご紹介します。
- ワルツ
- タンゴ
- スローフォックストロット
- クイックステップ
- ヴェニーズワルツ
どんなドレスを選ぼうか悩んでいる方は、参考にしてみてください。
ワルツ
ワルツとは、ゆったりとした3拍子の音楽に合わせて踊るダンスです。
クルクルと回転する振り付けが多いため、軽やかに舞うような演出ができるロング丈のドレスがぴったりでしょう。
さらに、優雅で柔らかい印象を与えるドレープドレスや、ひらひらと可憐に舞うフロートがついたドレスなども一押しです。
タンゴ
タンゴとは、4拍子の音楽に合わせて踊るキレのあるダンスです。
力強いメリハリのあるイメージと合わせて、赤と黒など濃いカラーのドレスが人気を集めています。
激しい踊りが特徴だからこそ、大きいフロートは避けたり、スカート丈を標準よりも短くしたりして、動きやすいドレスを追及することもおすすめです。
スローフォックストロット
スローフォックストロットとは、4拍子のリズムでゆったりと踊るダンスです。
スローテンポで地面を滑るように美しく踊る種目なので、ドレスもエレガントで上品なイメージのものを選んでみましょう。
例えば、ベビーピンクやクリームなど、淡い色合いのドレスであればロマンチックな演出ができます。
クイックステップ
クイックステップとは、4拍子のアップテンポな音楽に合わせて踊るダンスです。
軽快なリズムに、「飛ぶ」「跳ねる」「走る」といった動作を加えた踊りなので、スカート自体が跳ねやすいドレスがおすすめでしょう。
また、スカートやフロートにホースヘアが多く使われたドレスであったり明るめのカラーを選ぶ事により活発な雰囲気を醸し出せます。
ヴェニーズワルツ
ヴェニーズワルツとは、ワルツよりもリズムが速い、3拍子の音楽に合わせて踊るダンスです。
優雅でありながらスピード感が豊かであり、スタンダード種目の中でもとりわけ華やかなダンスなので、フリルやスパンコールなど目を引くようなドレスがぴったりでしょう。
一方で、回転の多い踊りのため、軽めである事やスカートがより広がるドレスやボリューム感のあるフロートが一押しです。
ラテンとスタンダード、どう違う?まとめ

社交ダンスのラテンは情熱的な特徴がある一方、スタンダードは優雅な印象があるため、ドレスもそれぞれのイメージを意識して選んでみましょう。
ラテンやスタンダードのドレスを探している方は、社交ドレスのレンタルや購入ができる「白樺ドレス」がおすすめです。
ドレスはメイドイン東京にもこだわっており、サイズ展開も豊富なので「フィット感が違う」とお喜びの声を頂戴することも多いです。
オンラインストアからでも、無料で試着サービスを受け付けておりますので、ぜひ白樺ドレスの公式サイトでドレスのラインナップをご覧ください。
【交通アクセス】
JR山手線 ・京浜東北線:西日暮里駅下車徒歩1分
東京メトロ千代田線:西日暮里駅下車2番出口目の前
日暮里・舎人ライナー:西日暮里駅下車JR線連絡通路出口目の前
尾竹橋通り・尾久橋通り交差点(西日暮里五丁目交差点)